【HACCP】世にも恐ろしい商品回収①

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

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今日から私が工場勤務時代に経験した”商品回収”をもとに、
4回に分けて対応のポイントをお話ししていきたいと思います。

私が勤務していた工場は、HACCPを導入したお弁当製造がメインの工場でした。
しかし、HACCPを導入していても事故は起きてしまう可能性があります。
1度導入したら終わりではなく、その後の定期的な見直し・訂正・適正な運用がとても大切なのです!

今回は、飲食店やパン屋さんなどの街のお店の方にも読んでいただきたいですが、
特に食品を取り扱う中小規模の工場に携わる方、必見です。

もし、自社の製品で事故が起こったら・・・
考えただけでも恐ろしいですよね😨

そういうことがないように、HACCPで管理しましょう!というのが
本来の目的ですが、思わぬところで事故は起きます。

・CCP(重要管理点)で管理していたはずなのに・・・できなかった
・ちゃんと記録はしてあるけど・・・適当なチェックになっていた
・思ってもみなかったところで、そんなことが起きるなんて・・・・リスクが甘かった

というように、想定外のことは起き、商品事故につながる可能性はあります。

お客様に危害が加わり、自分たちの責任だと特定できれば
素早く被害を広げないことが先決です。

絶対に隠したりしないこと。

今の世の中すぐにバレてしまいます。
お客様を守るのが重要ですが、同時に自分の会社も守らなくてはいけません。
SNSで炎上でもしたらそれこそ大変ですよね。

商品回収の対応ポイントは4つです。

①誠実で正確で素早い報告を保健所に出そう!
②お客様には誠心誠意の対応で、しかし過度な要求には毅然とした態度で対応しよう!
③保健所の対応も忘れずに行おう!
④保健所とお客様だけでは終わらない火消しの仕事が待っている!

この4つのポイントごとに4日間に分けてお話ししていきます!

早速、今日のポイント
①誠実で正確で素早い報告を保健所に出そう!についてです。

回収するかしないかの判断はその事象の多発性や健康危害への重大性だと個人的には思います。

例えば
・調理器具が破損して商品に混入してしまい食べたら健康危害が出る
・アレルギーが表示と違うものが混入してしまい出したら健康危害が出る

これらは非常に危険です。

もしこういうご指摘をいただいて、まだほかにも世に出回っている可能性があるなら、
すぐに保健所に相談してください。

保健所に相談すると、だいたい下記のことを聞かれますので、
先にメモしておくとよいでしょう。

1)事故内容の特定
2)喫食者における健康被害状況の確認
3)回収する食品の名称・ロットの特定
4)回収する食品の製造日、製造量、出荷先、出荷量、在庫量などの確認
5)消費者への連絡方法(チラシ、ポスターの作成、配布等)
6)苦情者、所轄保健所への連絡方法
7)回収状況(各出荷先での回収量)の把握

これらを把握してから保健所へ連絡するとスムーズに状況を伝えられます。
また、商品事故が起きると会社全体が動揺してしまいます。
冷静に状況把握するためにも、確認が必要な内容を予め用意しておくといいですね。

今日はここまで。
明日は対応ポイント
②お客様には誠心誠意の対応で、しかし過度な要求には毅然とした態度で対応しよう!
についてお話しします!

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