魚を食べてアレルギー?それ、食中毒かもしれません!
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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皆さんは、
魚(青魚)を食べて蕁麻疹が出たり、
頭痛・嘔吐・下痢の症状がでたことがある方いらっしゃいませんか??
アレルギーの原因食品として
「魚(多くはサバなどの青魚)」が該当する方もいらっしゃいますが、
その症状、アレルギーではなく食中毒かもしれません。
では、食中毒だった場合、何が原因なのでしょうか??
答えはヒスタミンです!
ヒスタミンと聞くとアレルギーの原因物質なのでは?と疑問に思いますよね。
そうなんです!魚に含まれるアミノ酸の一種が微生物によってヒスタミンとなり、
体内に入ることでアレルギーの様な症状が出てしまうのです!
詳しく説明するとヒスタミン食中毒とは、
鮮度が低下した魚にヒスタミンが多く蓄積され、
その魚を食べた直後にアレルギーの様な症状が出る食中毒です。
一度生成・蓄積されたヒスタミンは熱で分解されないため、
加熱しても食品に残ってしまいます。
そして見た目や臭いに特徴が無いため、
ヒスタミンが蓄積しているか、判断ができません。
よって、料理を提供する皆様に意識していただきたいことは、
鮮度が低下する前に使用すること!です。
新鮮な魚を使用するとヒスタミンを生成する前に喫食できるため、
ヒスタミンによる食中毒を防ぐことができます。
仕入れた魚は低温保管し、すぐに使用する!
これで食中毒を1つ防ぐことができます。
是非実践してみてください!
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