そこにあるボトル、中身がなにかわかりますか?
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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整理整頓、収納などのキーワードで調味料類を綺麗に見せる方法の一つとして、
透明の容器に移し替える場面をよく目にします。
商品パッケージが前面に出てしまうと、お店の雰囲気に合わなかったりしますよね😞
そんな時に統一した容器で管理すると、綺麗に整理されたように見えてとてもお洒落です☺️
調味料以外にも茶葉やスパイスなど、透明の容器で中身を見せて収納している方も多いと思います。
しかし、この透明な容器での保管、
一つ間違えると重大事故に繋がる可能性があるため注意が必要です。
注意してほしいことは、
- アレルギー面での危険性
- 薬品保管での危険性
この2つ要注意です!
◆アレルギー面での危険性
調味料などの食品をパッケージから出して保管する場合、
入っている食品がなにか、正しく記載する必要があります。
例えば・・・
A社の鶏ガラスープ(粉末)を入れた瓶があるとします。
A社の鶏ガラスープ(粒状)が少なくなってきたので、従業員(C子さん)が補充をしようとします。
新しく袋を開けて補充しますが、その鶏ガラスープ(粒状)は以前使用していたB社の鶏ガラスープでした。
そうとは知らない従業員のC子さん。
A社の鶏ガラスープが入った瓶に、B社の鶏ガラスープを入れてしまいました。
ここで重要なのは、
A社とB社の鶏ガラスープ、使用食材やコンタミ由来のアレルギーが一緒かどうかです。
製造会社が違うと、同じ鶏ガラスープでも使用食材やコンタミでのアレルギーが違う可能性があります。
混ざっていることを知らずに調理担当者が使用した場合、
食べたお客様にアレルギー症状がでてきてしまう可能性があるのです。
味にも変化がでてしまう可能性もありますよね😞
◆薬品保管での危険性
薬品も食品と同様、中身が何か正しく記載する必要があります。
例えば・・・
ノロウイルス対策として次亜塩を希釈した溶液を作製したとします。
作成した希釈水を空のペットボトルに入れて保管します。
なにも表記が無い次亜塩の希釈水をトイレ掃除に使用したとします。
その際にトイレ用洗剤(サンポールなど酸性洗剤)と一緒に使用してしまうと大変!
酸性の洗剤と一緒に間違えて使用してしまった場合、有毒な塩素ガスが発生してしまいとても危険です。
商品パッケージには、混ぜるな危険!と表示がありますが、
一度容器から出してしまうとなんだかわからなくなりますよね。
これらの例のように、一度商品パッケージから出してしまうと、
必要な成分表示やアレルギー表示、期限表示、注意書き等も見えなくなってしまいます。
正しく使用できるように、
使用期限はいつまでか(いつ開封したか)、
中身がなにかわかるようにしておくことが大切です。
誰が見てもわかるような管理を徹底していきましょう!
HACCP導入の際は、従業員の皆がわかるような仕組みづくりをしていきます!
事故を未然に防ぐためにも早めに取り入れていきたいですね✨
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