知ってるようで知らない?食品の期限表示
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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師走に入り、これからお店の大掃除!という方、
多いのではないでしょうか??
大掃除で大変な場所の1つが冷蔵庫!
毎日必要な分だけ食材を仕入れて使用し、棚卸しをしている方も多いと思いますが、
食品の使用目安である期限表示に注目していきたいと思います。
そこで今回は、
「そもそも消費期限、賞味期限の違いってなに!?」をテーマにお送りします!
皆さんは、
食材を管理する上で欠かせない
消費期限、賞味期限の違いはご存知ですか??
毎日目にする期限表示、なんとなく見ていますが
どう違うかまで気にして見てないですよね・・・(^_^;)
まず、
消費期限とは・・・
決められた保存方法で保存した場合に、
品質の劣化に伴い、安全性を欠くおそれがないと認められる期限をいいます。
簡単に言うと、
「品質はどんどん低下するけれど、ここまでの期間なら食べられるよ!」
という期間ですね。
約5日以内の期間で品質が急速に劣化しやすい食品に使用されます。
例えば、サンドイッチやお弁当、ケーキやパンなどが該当します。
次に
賞味期限とは・・・
決められた方法で保管した場合、
期待される全ての品質の保持が十分に可能であると決められた期限をいいます。
簡単にいうと、
「この期間までなら品質低下もほとんどなく安全に食べられるよ!」
といった期限です。
品質の劣化が緩やかな食品に使用されます。
調味料や冷凍食品なども賞味期限表示ですよね!
さて、期限表示が無い食品として
アイスクリームが該当することを最近テレビなどで取り上げられていますが、
他にも期限表示の必要がない食品があります。
なにかわかりますか???
アイスクリームの他にも
砂糖、食塩、うま味調味料、酒類、氷に関しては
消費期限・賞味期限表示を省略することができるのです!
是非時間があるときに見てみてください♪
消費・賞味期限を気にすることなく食材を使えると、
冷蔵庫の中に停滞するものが減り、スッキリ!綺麗に使用できますよね!
家庭の冷蔵庫についつい買いだめしてしまう我が家ですが、
期限に縛られない食材の使用を心がけたいと思います!
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