使っている調理器具の正しい管理方法

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

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今回は、
「お店で使っている調理器具、正しく管理していますか??」
をテーマにお送りします。

お店で使用している調理器具といえば、、、
包丁やまな板、ボール、ざるなど様々な種類を使用していますよね。
また、布巾やタオルも毎日使用します。
さらにフードカッターなどの機械を使っているお店も多いのではなのでしょうか。

それぞれに適切な管理方法がありますので紹介していきますね!

大原則として、これらの管理の目的は

二次汚染の防止を目的に行うということを覚えておいていただきたいです。
衛生的に調理を行なっていても、
調理器具から菌が汚染されてしまうとその後の工程によっては死滅させることなく
お客様へ提供してしまう恐れがあります。
そうならないためにも日々の衛生管理が大切なのです!

◆器具・容器等の管理方法について
包丁、まな板などの器具、容器などは食品別に使用用途を分けて使用しましょう。
調理器具・容器、調理台はしっかりと洗浄した後、十分な殺菌を行います。

殺菌方法は
・80℃5分間以上の加熱
・70%のアルコール噴霧
など、行いやすい方法で消毒してください。
消毒後はしっかりと乾燥させて清潔な保管庫などで清潔に保管します。

◆布巾・タオルの管理方法について
使用後の布巾、タオルは
洗浄後100℃5分以上の加熱を行なって消毒します。
大きめの鍋に使用した布巾・タオル、水を入れて沸騰させ、
沸騰後5分間煮て消毒する方法が簡単にできてオススメです。
消毒後はしっかり乾かして清潔な容器で保管します。

調理機器の管理方法について
フードプロッセサーや野菜切り機、ミキサーなどの調理機器は1日1回以上分解して洗浄、殺菌を行います。


消毒方法は調理機器と同じく、
・80℃5分間以上の加熱
・70%のアルコール噴霧
などです。
消毒後はしっかり乾燥させてから組み立てを行なってください。

以上、調理器具・布巾やタオル・調理機器の管理方法について紹介しました。
これらは食品に直接触れ合うものであり、調理にも欠かせないものですよね。

毎日使うからこそ日々の正しい洗浄や消毒が大切です。
是非実践してみてください!

調理道具の管理

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