検便ってやる必要ある!?
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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食品を扱うお仕事をしていると、必ず行わなければならないのが検便です。
なぜ検便をやらなければならないのか、
すぐに答えることができますか??
検便=保菌検査
ともいう通り、
食中毒症状がない人でも体内に食中毒の病原菌を持っている場合があるため、
菌を持っていないか(保菌者でないか)を調べるために行なっています。
例えば、
従業員のAさんが検便を行なった結果、サルモネラ菌が検出されたとします。
症状がない場合でも保菌者であるAさんは、食品を扱う業務につくことができません。
その後定期的に検便を行い、
Aさんからサルモネラ菌が検出されなくなったら食品を扱う業務に戻ることができます。
このように、菌を持っていても症状が出ない方もいるのです。
健康な人(健康に見える人)が保菌者かどうか見分けるためには、
検便を行う方法しかありません。
検便の検査対象病原菌は、
- 細菌性赤痢
- サルモネラ属菌
- 腸管出血性大腸菌O157
上記3つが必須となっています。
10月から3月にかけて行う場合は、
発生頻度の高いノロウイルスも項目に入れることが推奨されています。
検査頻度は
飲食店営業の方は年2回(実施時期は適宜)
とされていますが、推奨回数なので、
健康管理面を強化するには推奨回数以上の実施が必要となります。
従業員の健康管理も経営者の責任となってきます。
HACCP導入時の一般衛生管理でも管理をしていきますが、
必要な検査は惜しまずに確実に行なってくださいね!
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