ノロウイルスにならない二枚貝がある!?
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食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
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冬の食中毒対策で欠かすことのできないノロウイルス。
ノロウイルスの原因食品といえば、
二枚貝
ですよね!
しかし、ノロウイルスにならない二枚貝があるんです!
今日は、そんなノロウイルスに関する豆知識をご紹介していきたいと思います
ノロウイルスの感染リスクが少ない二枚貝とは・・・
ホタテです!
なぜホタテも二枚貝なのに、なんでノロウイルスにならないの??
と疑問に思いませんか??
実はノロウイルス、二枚貝の内臓に存在します。
ホタテは、貝柱と周りのヒモを食べますが、内臓を食べることはありません。
よって、ホタテは生食する人が多くても
ノロウイルスのリスクが低い食品となるのです。
生食する二枚貝で代表的なのが牡蠣ですが、
牡蠣は1粒丸々内臓ごと食べるため、二枚貝の内臓に存在するノロウイルス体内に入ってしまい、
感染してしまうのです。
スーパーで販売している生食用の牡蠣は、
事業団体が検査を行なってノロウイルスのリスクは無いと判断して販売しているそうです。
生食用は沖合で養殖しているためリスクが低く、
加熱用は陸地近くで養殖しているためリスクは高いとのこと。
陸地近くで養殖する場合は、プランクトンが多い反面、牡蠣が多くの汚れを浄化するため、
身が大きく美味しい牡蠣が養殖できるのですが、ノロウイルスのリスクが上がってしまうのです。
しかし、沖合の養殖牡蠣は、近場の牡蠣が多くの汚れを浄化してくれており、
綺麗な環境で養殖されるためリスクは低くなるということです。
よって、カキフライなどで加熱する場合は、
生食用の牡蠣よりも加熱用の牡蠣の方が美味しくできるのです。
ノロウイルスから牡蠣を辿ってみましたが、
奥が深いですね〜!
とはいえ、身が大きくて美味しいからといって、
加熱用の牡蠣を生食で食べないでくださいね!
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