冷凍品を早く安全に解凍するためには!?
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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お店での仕込みの最中、
使いたい食材を解凍するのを忘れた!
といったこと、ありませんか??
時間もないし、常温に放置して解凍しちゃおう!
なんてことは絶対にしないでくださいね!!
これからの季節、気温がどんどん上がってくるため常温放置は危険です!
時間がないからといってお湯での解凍も絶対にやめてくださいね💦
私自身前職の食品工場で、
従業員の方が使用する食材を冷凍庫から取り出して勝手にお湯で解凍されていたことがあり、
全部廃棄した苦い思い出があります。
では、どうすれば早く安全に解凍できるのでしょうか?
解凍の鉄則は
冷蔵庫での自然解凍です。
時間がかかってしまいますが、この方法が一番安全に解凍できる方法です。
工場でも、使用分をあらかじめ確認してから冷蔵庫で時間をかけて解凍していました。
次に時間がない時の解凍方法としては、
流水解凍がおすすめです。
その際に注意したいのが水の温度です。
外気温が上昇してくると、水温も上がってきてしまいます。
チラー水の使用が安全ですが、お店だとチラー水を利用できるところは少ないですよね。。。
その場合は、ボールに氷水を用意して解凍したい食材を入れ、食材に当たらなように流水解凍をしてください。
氷が溶けてなくなったら氷を足してあげましょう。
10度以下の温度で解凍することが安全を保つポイントとなります。
水の温度が暖かくならないように10度以下で解凍できるように調整してくださいね☺️
食材の管理を間違えると有害微生物の増殖に直接関わるためとても重要です。
HACCPを導入する際は、日頃の食材管理も決めていきます。
また、これから暖かくなるにつれて食材管理のリスクも上がっていきます。
早めに対策をしていきましょう!
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