報告ができない!?そんな外国人従業員への接し方
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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みなさんのお店では従業員に外国籍のかたはいらっしゃいますか??
私が働いていた食品工場では多くの外国人従業員の方々と一緒にお仕事をさせていただきました。
現在は、街の飲食店を利用しても流暢な日本語で接客をしてくださる外国人従業員が増えたように感じます。
なかにはとても丁寧な接客をしてくださる方もいて、
とても気持ちがいいなと思いながら利用させてもらっています。
しかし、中にはコミュニュケーションがうまく取れず業務に支障がでてしまうことも・・・
今回は、そんな外国人従業員のみなさんと
どうコミュニュケーションをとっていけば良いかを考えていきましょう!
私が食品工場で働いていた頃、
何気なく工場内を巡回していると鮭の切り身を焼く作業を行なっている外国人従業員(Aさん)がいました。
特に変わった様子もなかったのですが、
声かけをしようと思い、Aさんに「焼きあがった鮭の温度測ってみてください」と言いました。
温度を測ってもらうと65℃しかいきません。
工場のルール上、85℃達温しなければいけないのですが、Aさんは特に気にもとめていないようでした。
本来であれば製造担当の社員を呼びますが、社員への報告もできていませんでした。
Aさんは、焼く作業ができても
異常が起きているかどうか、判断ができなかったのです。
判断できないと報告をすることもできないですよね。
こうなると、Aさんの担当の業務で
社員に報告する状況(異常時)はどういう時か
を教育するしかありません。
言葉で1度伝えただけでは理解できないため、頻繁に作業状況を確認し、
正しくできているか
理解できているか
何日もかけて教育していきます。
日本人だとすぐに理解できるないようでも、
衛生感覚が日本人と異なります。
それぞれ育った環境での衛生管理が基準となるため、
ルールを理解してもらうのに時間がかかるのです。
HACCPを導入するためには、外国人従業員の皆さんにも協力していただく必要があります。
お店で決めたルール(衛生管理計画)を守ってもらうためには、
根気強く教育していかなければなりません。
日本語が流暢に話せればそこまで苦労することはありませんが、
日本語がまだ得意でない人は、私たち日本人からの積極的な声かけによって心を開いてくれます。
忙しい営業中はなかなか難しいと思いますが、
積極的に声をかけていき、報告・連絡・相談がしやすい環境づくりを行なっていきたいですね☺️
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