意味のない記録は付けない!

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

★☆★

【募集開始】オンラインでできる!HACCP導入プログラム
・募集期間:本日まで!
・募集人数:追加しました!あと1名
・対象事業者:一般飲食店(レストラン、カフェ、喫茶店、食堂など)
今年6月からHACCP導入が義務化となりました。
来年の5月末までが導入の猶予期間となっております。
この機会にHACCP導入を一緒に進めてみませんか?
詳しい内容はこちらから!

HACCPを導入すると、
避けて通れないのが記録付けです。

今まで記録付けなんてしてこなかった

そういうお店が多い中、毎日記録付けをしなければいけない・・・
とても負担ですよね。

それでもなんとか記録付けをしてもらうために、
行政が提供している手順書やマニュアルでは、簡単に記録付けができるよう工夫されています。

しかし、その気遣いが逆に意味のない記録を生み出してしまうことも・・・

そこで今回は、

意味のない記録は付けない!
記録作成のポイント

についてお伝えしていきたいと思います!

まず、記録が必要になる項目をみてみましょう。

事業団体が作成した手引書ごとに詳細は異なるため、
おおまかにグループ分けしてみると、

一般衛生管理

重要管理点

この2つを記録として残す必要があります。

重要管理点に関しては
お客様の身体に関わる危害から守るため、特に重要な管理ポイントをピックアップして記録していきます。
よって、正しい記録付けが重要となってきます。


では、行政が配布している手引書やマニュアルではどのような記録となっているのでしょうか?

①記録付けする内容が決められてしまている

例えば、パンを製造販売するパン屋さん。
街のパン屋さんと一言で言っても、製造方法(機械捏ねなのか、手ごねなのかなど)や使用する機械、
焼成方法などお店によって異なりますよね。
その違いがお店のこだわりになり、絶対に変えたくないところでもありますよね。

しかし、事業団体が公開している手引書では、
あらかじめ記録する内容が決められているため、
自分のお店とは違った管理方法で記録を取らなければならなくなります。

このままだと記録の内容にお店の業務を合わせることになり、
続かない衛生管理になってしまいます。

大事なのは、
無理なく衛生管理を行う環境をつくり、
正しい記録付けを行う!
ということです。

そのために、
自分のお店のやり方に直して記録書を作成するようにしてください!

そうすることで、今まで行なっている方法を変えることなく、
正しい記録付けをすることができます。


②作業になってしまう記録付けをしない!

行政が配布している手引書の記録付けは、
質問に対して○や×をつけていく方法で行います。

確かに誰でも簡単にできる方法ですが、

99%の確率で○をつけるだけの作業になっていきます。

人はどうしても毎日行うと慣れがでてきます。

よって、記録書の問いを見なくても、〇〇○と丸をつけていってしまうのです・・・

それでは記録付けの意味がありません。


もしなにか問題が起きた時や保健所の監査で指摘された時に、
「なぜ○がついているんですか?」と聞かれて正直に答えられないですよね。。

丸をつける作業になる前に、

記録書の定期的な見直しをしましょう!

  • 例えば、記録書を○×方式から、数字の記入方式に変更してみる
  • ×をつけることが正しい内容に問いの内容を変更してみる
  • 記録担当者を変更してみる

このように1度作成した記録書を使い続けるだけでなく、
定期的に見直しをすることで、マンネリ化しない記録づけができるようになります。


正しい記録付けのポイントをお伝えしましたが、
自分のお店に合った内容で作成することが一番大切です。

記録書作成の際は是非このポイントを踏まえて作成してみてください!

お店にあったHACCP導入をサポート致します。
オンラインでできる、
HACCP導入プログラムこちらから!
(一般飲食店での導入サポート受付中です)
HACCP導入義務化をきっかけに、お店とお客様を守る仕組みづくりを一緒に行いましょう!

ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!
お問い合わせからお願いします!
必ずお返事いたします。