〇〇○認証施設から食中毒

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

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【募集開始】オンラインでできる!HACCP導入プログラム
・募集期間:本日まで!
・募集人数:追加しました!あと1名
・対象事業者:一般飲食店(レストラン、カフェ、喫茶店、食堂など)
今年6月からHACCP導入が義務化となりました。
来年の5月末までが導入の猶予期間となっております。
この機会にHACCP導入を一緒に進めてみませんか?
詳しい内容はこちらから!

先日、宅配弁当で有名な「玉子屋」で食中毒事件が起きてしまいました。
東京都大田区の仕出し弁当食べた155人 食中毒症状

工場といってもお弁当を製造する場合手作業が多くなるため、街の食品を扱うお店と同等以上の管理が必要となってきます。

さて、このお弁当を製造していた工場では、ある制度を導入していました。
衛生管理に関する制度ですがわかりますか・・・??

そう、このお弁当を製造していた工場では
衛生管理の一環として、東京都食品衛生自主管理認証制度を導入していました。


東京都食品衛生自主管理認証制度とは?

東京都福祉保健局によると、

  • 本制度は、食品関係施設の営業者の方々が日々取り組んでいる自主的な衛生管理を積極的に評価する、東京都独自の制度です。
  • 飲食店や食品工場等の食品取扱施設で、営業者が自ら定めマニュアル化した衛生管理の方法を申請に基づき認証します(認証取得は任意です。)。

このように定義されています。(食品衛生の窓参照)


東京都食品衛生自主管理認証制度を導入しているということは、
衛生管理がバッチリ行われているんだなー!と思ってしまいますよね。

しかし、この制度、HACCPと大きく異なる点があります。

営業者が自ら定めマニュアル化した衛生管理の方法を申請に基づき認証する

というところです。

HACCPでは、科学的根拠に基づき管理を行うこととされています。
しかし、東京都食品衛生自主管理認証制度で管理基準を決めるのは営業者の判断になります。

衛生管理を行う際の判断に誤りがあったとしても気づくことは難しいのでは・・・と思います。

その点、HACCPでは科学的根拠に基づいているため、自信を持って管理できますよね。


東京都食品衛生自主管理認証制度はHACCP導入が義務化となり、制度自体が終了します。

東京都食品衛生自主管理認証制度を取り入れていてもHACCP導入を行う必要がありますので、
忘れずに導入を進めてくださいね!

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