テイクアウト商品で守って欲しい事
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食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
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毎日ジメジメムシムシ、梅雨の天気に憂鬱になってしまいますよね。。。
今年は梅雨の時期が長いような・・・
気のせいでしょうか😅
さて、コロナウイルスの影響によりお弁当をテイクアウトして食べる事が生活の一部になってきました。
しかし、これからの季節、食中毒が起きやすい季節となります。
今までテイクアウト商品を提供していなかったお店も今ではテイクアウト商品の販売が当たり前になってきている今、提供する側はより一層気をつけなければなりません。
今回食中毒予防の観点から覚えて欲しいポイントをお伝えしたいと思います。
目次
お弁当の管理温度は20℃にすること!
このことをよく覚えておいてください。
お弁当で使用する具材は、調理後素早く30分以内に20度以下、
1時間以内に10度以下に冷却することが大切です。
(国内の給食施設を対象とした「大量調理衛生マニュアル」より)
素早く冷却するためには、小さな容器に小分けをしたり、
食品の入った鍋の粗熱を取ってから鍋に蓋をして鍋ごと冷蔵するなどをして、
冷却ムラを防ぐようにしましょう。
そして主食のごはん!
ご飯の適正温度は20℃〜23℃。
よって、ごはんについては20℃以下にしないことがポイントです。
20℃以下にしてしまうとでんぷんが老化してしまい、
ボソボソパサパサで食感が悪いご飯になってしまいます。
お弁当はご飯とおかずが一緒になったものです。
ご飯が美味しくいただける20℃に合わせてお客様に提供すると良いでしょう。
この内容はHACCPでも管理対象となる重要なポイントです。
お店で提供した商品から食中毒事故を起こさないためにも、
徹底した温度管理を行なってくださいね!
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