アルコール消毒が必要な場所はどこ!?

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

★☆★

オンラインでできる!現在付中のプランのご案内

【全部丸投げ!HACCP書類作成代行プラン】基準B対応
対応業種:食品を扱う個人店・給食施設・中小規模工場
お店で提供しているメニュー、工場・お店で製造している商品を教えていただき、
手引き書に合わせた内容で弊社にてHACCP書類の作成を代行いたします。
詳しくはこちら

✳︎基準B対応✳︎完全オリジナル!HACCP構築プラン】
対応業種:食品を扱う個人店・給食施設・中小規模工場
お客様の業種の手引き書を参考に、弊社にて必要最低限のHACCP管理項目を提案いたします。
手引き書の内容にはお店によって管理不要なものも含まれているので、ヒヤリングしながら管理項目を弊社にて設定していきます。書類の作成代行も行います。
詳しくはこちら

✳︎基準A対応✳︎完全オリジナル!HACCP構築プラン】
旧基準B対象の方で、コーデックスの7原則12手順に基づいたHACCP導入をご希望の方向けプランです。
詳しくはこちら

多くの人がやってきたアルコール消毒

食品を扱うお店で昔から当たり前のように行っているアルコール消毒。

多くのお店や工場では、
作業前の手洗い後に消毒する
トイレ使用後、手洗いした後に消毒する
お客様が食事をした後にテーブルを消毒する
このような場面でアルコール消毒をすることが多いのではないでしょうか。

そして、新型コロナウイルスの影響により、
感染予防でもアルコール消毒が行われたことで、お店や工場の従業員だけでなく
お客様の間でもより一層身近な習慣となりました。

新型コロナウイルス対策のアルコール消毒だけでは危険!

新型コロナウイルスの感染予防策としてもアルコール消毒は重要です。
お店に入店したらアルコール消毒をする。
この流れはもう当たり前の光景になっています。
しかし、新型コロナウイルス対策で行うアルコール消毒だけでは防げないことがあります。
それは、食中毒です。

実際に、新型コロナウイルス感染予防策が行われていた昨年2020年の間でも食中毒事故が発生し、
業務停止になったお店や給食施設もあります。

食中毒予防の観点からみたアルコール消毒が重要になってきますので、
重要だけどつい忘れがちなアルコール消毒の場所をお伝えしたいと思います!

スポンサーリンク

忘れがちだけど・・・
本当に必要なアルコール消毒をする場所とは?

食中毒予防の観点から、どこを消毒したらいいのか迷ってしまいます。
その時は、まず厨房や調理スペースを眺めてみてください。
そして、従業員が頻繁に触るところはどこなのかを確認しながら探してみてください。

見つかりましたか?
人が触るところは消毒する!
これだけ覚えていただければ自ずと消毒するべき場所が見えてきますよ!(*^^*)

では、その中でもアルコール消毒を特に行ってほしい場所をご紹介します!

アルコール消毒必須場所① 水道蛇口レバー

私たちは水道の蛇口から出た水で手を洗っていますが、汚い手で触った蛇口は洗っていますか??
つい手だけに気持ちがいきがちですが、蛇口も洗わないと汚れが溜まり菌が繁殖してしまいます。
せっかく綺麗に手を洗っても、菌が繁殖した蛇口を触ってしまうと手が汚染されてしまいます。
そうならないためにもアルコール消毒を行ってください。

スポンサーリンク

アルコール消毒必須場所② 冷蔵庫やオーブンなどの取っ手

取っ手もかなり汚れがたまる場所の一つです!
冷蔵庫は特に調理中に触ることが多い場所です。
調理中の汚れた手で触る時もありますし、お客様に商品を提供する時の綺麗な手で触ることも多いです。
よってお、取っ手が汚れていると食中毒事故の発生リスクが上がりますので、
忘れずにアルコール消毒しましょう!

アルコール消毒必須場所③ コンロのつまみ

コンロのつまみも調理中の汚れた手で触ることの多い場所です。
火加減を調節したり触る頻度も高いです。

アルコール消毒必須場所④ 調理機械のボタン・スイッチ

調理機械のボタンやスイッチは、多くの人が触るため汚れやすいところです。
しかし、ボタンやスイッチはアルコール消毒を忘れてしまう場所の一つです!

アルコール消毒必須場所⑤ アルコール消毒液が入っているボトル

最もアルコール消毒をし忘れる場所がアルコール消毒液が入っているボトルです!
消毒をするために多くの人が触れるものでありながら、ボトルを持って他のものを消毒するため、
本体を消毒しようとする気持ちがでずに忘れてしまいます。
ティッシュにアルコールを噴霧して、ボトルを消毒するようにしてください!

スポンサーリンク


なぜアルコール消毒が必要なの?

では、そもそもなぜアルコールでの消毒が必要なのでしょうか?

食中毒発生予防のため

アルコール消毒を行う目的は、食中毒を予防するためです!
食中毒事故が起きてしまうと、お店は業務停止等の処罰を受け、お店の信頼を失うことにもなります。
最悪の場合、お客様の命を奪ってしまう可能性もあります。
アルコール消毒を行うと食中毒の発生リスクを減らすことができるのです。

交差汚染・二次汚染予防のため

食中毒の発生を予防するためには交差汚染・二次汚染を予防する必要があります。
食中毒予防の基本として、付けない!増やさない!という言葉があります。
この付けない!が交差汚染・二次汚染予防につながります。

交差汚染・二次汚染について、詳しくはこちらの記事もご覧ください!

スポンサーリンク

アルコール消毒はいつやればいいの?

アルコール消毒をする場所が決まったところで、実際にいつやればいいのでしょうか?

アルコール消毒をやるタイミングは〇〇の前と後!

まずは基本的なアルコール消毒を実施するポイントをお伝えします。
それは、〇〇の前と後にやる!と覚えておくことです!

〇〇に入る言葉は作業トイレといった言葉が入ります。
作業前、作業後、トイレの後など何かをする前とした後にアルコール消毒をするようにクセづけしましょう!

アルコール消毒を忘れずにやるために、タイマーを設定しよう!

本日ご紹介したアルコール消毒必須場所の消毒はとても忘れやすいので工夫が必要です。
忙しい営業中でも忘れないように、携帯や時計でタイマーを設定することをお勧めします!

タイマーが鳴ったらアルコール消毒する!と決めておくと安心して仕事に取り組むことができます。
1日の4回など回数を決めておくとより衛生的な環境を保つことができるのでオススメです!

本日のまとめ!

本日はアルコール消毒について忘れずに消毒してほしい場所とポイントをお伝えしました。

今日お伝えしたかったのは、人が頻繁に触るところはアルコール消毒をする!ということです。
つい手指の消毒で満足してしまいますが、人が触る場所のアルコール消毒はとても重要です。

お店の営業中や商品製造中はとにかく忙しいと思います。
しかし、食中毒事故が起きてしまうと日々の努力も水の泡、お客様との信頼も失ってしまいます。
これから暖かくなると食中毒発生リスクは高まっていきますので、アルコール消毒する場所を再確認し、
日々のお仕事に取り入れてみてください!

スポンサーリンク

ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ。
お問い合わせはこちらからお願いします。
必ずお返事いたします。