驚くべき食中毒の真実
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。
HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。
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前回に引き続き、
今回も食中毒のお話です。
食品を扱うお店や工場で最も大切なのが食中毒の予防。
食中毒を発生させてしまうと、お店の存続に関わる重大な危機となってしまうことも・・・
特に冬場に多いのがノロウイルスの発生です。
このブログでもノロウイルスに関連する情報を発信してきました。
しかし、
食中毒の発生が一番多いのはノロウイルス!というわけではないのです。
食中毒発生件数と患者数を見てみると、
食中毒発生件数1位は、アニサキス(寄生虫)
食中毒患者数1位はノロウイルス
このような結果となっています。
※アニサキス食中毒については、こちらの記事
ノロウイルスについてはこちらの記事も参考にご覧ください!
では、なぜ1位の食中毒原因要因が違うのでしょうか・・・
発生件数1位のアニサキスは、1件のアニサキス食中毒に対して患者数が1人となります。
が、患者数1位のノロウイルスは、
1件のノロウイルス食中毒に対して患者数が平均50人とかなりの大人数になっています。
(参照:埼玉県食品衛生責任者資格者養成講習会テキストより)
余談ですが、発生件数だけみると、
1位アニサキス
2位カンピロバクター
3位ノロウイルス
なんと患者数1位のノロウイルスの発生件数は3位なのです。
2位のカンピロバクターについては、
焼き鳥屋さんで中心まで火が通ってないものを提供している場合や
生の鶏肉を提供しているお店があることから
発生件数が高い傾向にあります。
(カンピロバクター食中毒についてはこちらの記事も参考にしてみてください!)
ノロウイルスは喫食での発生よりも、
二次汚染でどんどん広まってしまうとても怖い食中毒です。
1件発生すると50人もの患者さんを出してしまい、営業停止にもなりかねません。
また、食中毒の発生件数を施設別でみてみると、
約6割が飲食店での発生となっています。
日々の業務から二次汚染の予防を徹底し、
食中毒を出さないお店作りをしていきましょう!
HACCPでは、食中毒の発生を防ぐための仕組みづくりを行なっていきます。
テキストに沿った内容にお店が合わせるのではなく、
お店にあった内容で導入することがとても重要です!
早めに取り組みを行い、安全なお店づくりを行ないましょう!
Saniccpではそんなお店を全力でサポートします!
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