商品に髪の毛が混入してしまった・・・お店でもできる対策は?

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

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食品を扱うお店で多いのが、

商品に髪の毛が入ってしまった・・・

というお悩み。

帽子をかぶっていても、コロコロローラーがけしても毛髪混入を防げない・・・
という方がとても多いです。

実際にHACCPを導入している食品工場でも
毛髪混入に対する問題は、なかなか解決できていません。

それでも、商品に髪の毛が入ってしまうと
クレームにつながったり、
お客様が「衛生的に大丈夫?」との不安から、もうお店に行きたくないと思われてしまうことも・・・
お店への信用が無くなってしまいお客様が遠のいてしまうなんて、とても勿体無いですよね。

難しい毛髪混入対策ですが、
できることから始めることで少しでも混入のリスクを無くしていってほしいと思います!

まずは、毛髪混入を防ぐためにどのような対策をしていますか??
実用例が多い対策をここでご紹介していきます。

  • 髪の毛をブラッシングする
  • 髪の毛が長い場合は1つにまとめる
  • ネットをかぶる
  • 帽子をかぶる
  • 作業着、防止にローラーがけをする
  • 粘着シートを利用する(工場向け)
  • エアシャワーの利用(工場向け)

上記のような対策をとっているところが多いのではないでしょうか。

どの対策も大切ですが、
全て行なっても残念ながら髪の毛が混入してしまう場合があります。。。

今回は、

ここだけは必ずやってほしい対策のポイント

をお伝えしたいと思いますので、ぜひ取り入れてみてください!

ロッカー(荷物置き場)を管理しよう!

みなさんは、作業着と私服、荷物の管理はどうしていますか??

ロッカーに作業着を置いておき、出勤したら着替えて私服を同じ場所に戻す。
荷物はロッカーの下に突っ込む!

なんて、このような管理はしていませんか?

もしこういう管理をしていたら、一度見直してみてください。

作業着と私服、荷物が触れ合ってしまうと、他の作業着に毛髪が付着する恐れがあるのです・・・

一番の理想は、私服と荷物の置き場と作業着の置き場を分けることです。
しかし、1つのロッカーを共有して使っているところも多いと思います。
その場合は、

左側が作業着エリア、右側が私服エリア、荷物はロッカーに入れずに別の棚に置く

というように、置き場を仕切って管理すると良いでしょう。
置き場所を分けることで、作業着への毛髪が付着するリスクを減らします。

帽子をかぶろう!

近頃は、帽子を被らずに調理しているお店も多いですよね。
お店の雰囲気やイメージで帽子の利用をするか・しないか分けているお店もあります。

しかし、髪の毛の混入を防ぐ!という観点から見ると、
やはり帽子はかぶった方がいいです。

今はお洒落な帽子もたくさん販売されています。
また、可愛いヘアーバンドやバンダナを使用するのも効果的です。
是非、お店の雰囲気や好みにあった物を選んで使用してみてください!

正しいローラーがけをしよう!

最後にローラーがけについてです。

これは多くのお店や工場で行なっていると思いますが、
とりあえずコロコロしておこう・・・では制服に付着した毛髪を取り切ることができません。

頭から始まり、肩、腕、脇の下といったように上から下にかけてローラーがけするようにしましょう。
毛髪は髪の毛だけではないので、体全体をしっかりローラーがけしてくださいね☺️

また、始業前だけでなく、
休憩後や2時間ごとに行うなど、定期的に行うとより効果的です!


以上、毛髪混入対策のポイントをお伝えしました。

他にも対策方法はたくさんありますが、日常的にできる対策を確実に行うことが大切です。
(エアーシャワーの導入なんて場所もコストもかかってしまい街のお店では非現実的です・・・)

少しでも混入リスクを減らして、お客様に安心して提供できる環境づくりをしていきましょう!

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