義務化になって変化した?HACCP導入の現状

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

食品を扱う街の個人店、中小規模の工場へHACCP導入をゼロからサポートする専門家、
三村はるかです。 

HACCPの導入・継続、日々の一般衛生管理の見直し・運用をサポートしています。

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今日はHACCPに関するニュースのお届けです!
今年の6月からHACCP導入が義務化され
取り組み始めたお店も多い中、こんな集計結果が発表されました。

2020年7月の時点でHACCP導入をしている大手企業は99%、中小企業・店舗は23%という結果がでました。
(HACCP導入済み・導入中含む)

ちなみに・・・昨年度の集計では、中小企業・店舗は20%となるため、3%増加したことになります。

義務化になったのにこの数字・・・
まだまだ先が長そうです。

ではなぜ大手企業と中小企業・店舗ではHACCP導入率に差が出てしまっているのでしょうか。

中小企業・店舗は・・・
HACCPの導入に人手が足りないからでしょうか?
HACCPを知っている人がいないからでしょうか?

答えは、大手企業は今まで取引先からHACCP導入を求められてきたからという理由が大きいのです。

大手企業はHACCPを取り入れた工場で製造した商品でないと取引先から買ってもらえませんでした。
買う側はHACCPの導入が必須であり、導入していないところとは取引しません。
さらには海外への輸出もHACCP導入していないとできません。

よって、大手企業はHACCP導入しないとどこからも買ってもらえないため
義務化になる前からHACCPに取り組んできました。

中小企業・店舗はHACCPを導入する必要が無い!?

では、取引先から求められていない中小企業や街のお店はHACCPの導入が必要ないかという疑問が出てきます。

答えはNOです。

なぜでしょうか・・・?

お客様が安全な商品を求めているから
年々食の安全性が高まり、消費者であるお客様が安全な食を求めています。

SNSやメディアからお店を守る必要が出てきたから
食中毒を起こしてしまうとSNSの普及によりあっという間に広まってしまいお店の存続が難しくなるため、
お店を守るすべが必要です。

お客様の対象が国内だけでなく海外にも広がってきたから
コロナの影響で今は減少していますが、日本には海外からのお客様増えてきていますよね。
また、中小企業でも海外へ日本の商品を輸出している会社やお店が増えてきています。
HACCPは海外では当たり前の衛生管理方法ですから導入する必要があります。

2020年6月から義務化になったから
これらの理由から中小企業・街のお店でもHACCP導入が必要となるのです。
※義務化された理由も上記内容が含まれます。

まだまだHACCPを導入しているお店が少ない今だからこそ早めに取り組むことをおすすめします。

早くHACCPを取り入れてお店の強みにしていきましょう!

HACCP義務化

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